腱板損傷・断裂
1.原因
肩関節は4つの筋肉に囲まれておりその筋肉たちによって安定性を高めています。
その中でも棘上筋という筋肉が一番ストレスを受けやすく損傷しやすいです。
転倒した時に直接肩を強打したり、手をついた時に痛めたりします。
また中高年では日常生活での使いすぎなどで損傷したりします。
スポーツでは野球での投球の行いすぎなどで起こります。
2.症状
痛めた時に鋭い痛みを感じ数時間でましになるが、その後さらに激痛が起きるものが多いです。
腕を外側から頭の上に動かした時ある角度で痛みが走ります。
また、就寝中に痛みで目が覚めたりもします。
3.治療
○損傷した筋の安静を図り、損傷具合では固定も行います。
○当院ではLIPUS治療といった筋損傷の回復を早めるものや超音波を行います。
○弱まった肩関節周りの筋のトレーニングを行います。
4.予防
投球の制限や肩関節周りの筋のトレーニング
※何もしないまま放っておくと、だんだんと痛みが強くなり、悪化する恐れがありますので痛めたら早めに治療を行ってください。