肩関節脱臼
1.原因
スポーツ中に転倒して手を外転外旋位でついた際に多く発生します。
また、一度脱臼をして適切な処置をしなければ脱臼を繰り返す反復性脱臼につながることもあります。
2.症状
脱臼した方をもう一方の手で支えながら来院されるのが特徴です。
骨頭(腕の骨)を肩の前下方で触れることが出来ます。
肩関節を動かすことが出来ず、時間経過とともに腫れや皮下出血が見られます。
また、骨折や関節唇損傷など合併症を伴う場合もあります。
3.治療
○固定除去後の可動域訓練や筋力強化トレーニング
○合併症への超音波やLIPUS治療・鍼治療
※何もしないまま放っておくと、だんだんと痛みが強くなり、悪化する恐れがありますので痛めたら早めに治療を行ってください。