分離すべり症

１．原因　

　青年期でのジャンプや腰の回旋など過度なスポーツによるものが多いです。

　椎体の関節突起部の骨折を分離症と言い、骨折部分が前方へ移動しているのをすべり症と言います。

２．症状

　腰の痛みや臀部や大腿の痛みを出す場合もあります。腰を反らす動作で痛みが強くなります。

　またシビレが出ることもあります。

３．治療

　○痛みが強い場所に超音波治療や鍼治療を行います

　〇骨折治療機RIPSを使って骨折の治癒促進を行います。

　○痛みが落ち着いてきたらインナーマッスルなどのトレーニングを行います。

４.予防

　スポーツ中に痛みを感じたら直ぐに中断し悪化させないようにします。
　また、インナーマッスルや背筋などの強化により腰への負担を減らします。

　※何もしないまま放っておくと、だんだんと痛みが強くなり、悪化する恐れがありますので痛めたら早めに治療を行ってください。