へバーデン・ブシャール結節
1. 原因
原因は、はっきりとしていません。更年期を過ぎた女性に好発します。
また、手をよく使う方にもなりやすい傾向があります。
2.症状
指の第一関節(別名DIP関節)の変形性関節症をへバーデン結節と言います。初期は発熱、熱感、
腫れ、痛みが生じます。
次第に第一関節(別名DIP関節)の手の甲側に結節、骨性隆起ができたり指が曲がった変形を
呈します。ほとんどが両側性です。
指の第二関節(別名PIP関節)の変形性関節症をブシャール結節と言います。
ブシャール結節はへバーデン結節の20%に合併します。
3. 治療
痛む場所の安静や、炎症が生じている所に超音波治療で炎症を抑えます。
また、テーピングなどもあります。
4. 予防
第一関節(DIP関節)、第二関節(PIP関節)が痛むときは安静にします。
第一関節(DIP関節)、第二関節(PIP関節)への負担を軽減させるもの大切です。